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13/03/11 (月)

『ある日ある時』新天地 03

 内心は速攻即決だったのだが、仲介業者の案内で他物件の下見。

 返事はしない。

 「他を見てみますか?」

 300 坪 135 万円!?杉林があったので却下!!花粉症などにかかるな!!山の神と娘を恨んだ!!今思えば、あの杉林伐採して売れば良かったんだ!!悔いても後の祭り。(;_;)

 8LDK、300 万円!!??所在湯沢市。

 スーパー、病院、小中学校、高校まで歩いて行ける距離!!

 この県は宝の山か!?横手の方が決まりかけてからでは遅かった、無念!!

 5月に、ほぼ本決まり。クーラー工事の都合で、住み始めることが出来るのは、8月2日から、工事業者が一軒も居ないんだと。(‥;)

 なんで!?

 三陸の仮設住宅が優先で、工事業者が居ないんだと、ケッ!!(-_-;)

 コラコラッ(^^ゞ

 まぁ、4ヶ月間のホテル住まいも悪くないか。。。

 ホテル住まいをはじめて数日後、大仙市の友人に電話、車の手配は済んでるらしく、ホテルまで陸送してくれる事になった。

 いざ、お金を払おうとした時、受け取らなかった。

 はじめ横手に二次避難を予定した友人家族も、大仙市の友人になり、義援金代わりに二人に贈るとのことで受け取ろうとしなかった。

 二人には、大仙市の友人以外に、共通の友人が滋賀県に居た。

 その二人からの贈り物だが、二台というわけには行かない。

 あとはそちらで話し合ってくれと言うことだった。どうも、お金を受け取るような気配はない。

 元々、義援金を送る予定で居たらしく、どうせ出すなら、知ってる人に役立ててもらった方が有意義との結論になったらしい。喜んでいただくことにした。

 車は私が、石巻に残った友人には、車両価格半分の金額を渡した。

 足が出来たことで、本当に、震災が終わったような気がした。

 雇用保険の手続き、各種支援金の手続き、横手と石巻を何回か、無料の高速を使ってドライブ気分で行ったり来たり、

 こそっと「秋田から来ました」こそっと「そうですか、ご苦労様です。チョット、お待ちください。」

 「石巻からですか!?大変でしたねぇ・・・、ちょっと、待ってください。」どこに行っても、どことなくスムース!!だったような?単なる気のせいだったかな。。。

 行ける範囲で観光名所を制覇、3月30日から8月2日の朝までのホテル住まいも終了。

 ホテルからはプレゼントをいただいたり、秋田県、県内各市から様々な催し物に招待、数え切れない招待をいただきました。

 ゴミ出しに行ってきた帰り、抱えられないほどの野菜を持ってきた。

 「こらっ!?どこで盗んできた!!」

 「バカッ!!くれたの!!」

 「誰が!?」「知らない人」

 確かに、知ってる人はいない。(^^ゞ 

 今度は花を持ってきた。

 誰に!?知らない人。。。

 それもそうだ。(^^ゞ 

 「おちゃっこのまいぃん」

 今こうして書いていても涙が出てくる。

 感謝しても仕切れない。

 ※一次避難所で、はじめてぬくもりのあるおにぎりを食べた時のあの思い、書いたところで、実体験する以外理解できない。秋田からだった。これから先、どうやって恩返ししたらいいんだろう?

2016-11-24 Thu 12:25
何という罰当たり!!恩知らずだった!!今頃になって!!

新天地、最初に我家を訪ねてくれたのは公明党の議員『土田百合子』議員だったし、職探しにも同行していただいた。

支持者の多くが、それが当たり前だと思ってしまうから始末が悪い。

猛省!! 猛省!!


土田百合子
横手市市議会意義員 土田百合子



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