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『ある日ある時』震災 22
![]() それに比べて津波(水)及ぶ範囲の物の被害に差別が無い。 耐震、耐火、絶縁体、男女、まったく差別が無い、意味が無い、一様に被害が及んでしまう。 小学校、消防署、分け隔て無く、思うがままに襲い来る。 |
![]() 「食料品とわかる袋を下げて歩いていたら、後ろから刺されて奪われたらしい」 「夜中に車のガソリンを抜かれてしまった」 「海上から集団で人が歩いて来た」 「避難所から家の様子を見に行ったら外人が物色していた」 「家にあったテレビがいつの間にか無くなっていた」 |
![]() 「B スタンドは満タンに給油してくれるらしい」 「C スタンドは、緊急車両以外給油しないそうだ」 |
![]() 「B 地区は電気が来たらしい」 「A 社の携帯は、a 地点なら電波が届いてるらしい。B 社の携帯なら、どこどこ。C しゃはどこどこ。」 写真記録も大事だが、電波の届く範囲を探すのも、大事な用事になってきた。 |
2016.08.05 ※ 少し前、福島で住民が戻り始めた場所で、夜間通行止めになった道路の話を耳にした。 この種の通行止めは石巻が割合い早期だったように思う。 一ヶ月半頃の五月には耳にしていた。 海岸線と平行に走る道路、パトカー、救急車。 通報者、通報者家族を現場に残して、空で戻る日々が3月終り頃からはじまり、多い時は一晩に、5、6回も・・・。 さすがに、夜間は通行止めにしたらしい。 場所が違うとは言え、事象が五年経っても続いてることに驚いた。 |
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