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『ある日ある時』震災 06
一人暮らしの今野さんの悲痛な叫びで大津波警報を思い出した。
![]() なんだ?どうにでもなりそうだ。居間の窓の外側で、一目でそれとわかるものが増していた。 なに!?どうにでもなりそう。大したことはなさそうは、瞬間に吹き飛んだ!! 尋常ではない増水のスピードと、この世の物とは思えないほどの水音が響きだし、小川のせせらぎ、どうにでもなりそうは、ほんの一瞬で、瞬く間に恐怖に変わってしまった。 |
![]() 時すでに遅く浸水し始めてきた。 瞬間、生命同様大切なものを身に帯することだけで精一杯!!急いで二階に上がる。 二階に上がるやいなや、怒濤の勢いで、津波が襲い始めたのだろう。 階下では窓ガラスが破れる音、恐怖を呼び起こすのに充分な音響を響かせながら、津波の正体をそこかしこで顕し始めた。 |
![]() 遮る物は破壊して、進むだけ!! これまで破壊してきた物だろう、ガレキと化してしまったさまざまな物体を従えながら、休むことなく押し寄せ続けて来た。 |
※本流のスピードは、目測 30〜40Km 程度のスピードがあったように思う。
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