ただのおしゃべり、暇つぶし・・・(^^;)
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085 法難 其の十四
SARA 「ところでさ、去って行く、捨て去る人が、多いのは、なんで ???」
HASHI 「入会すると、即座に〝初信の功徳〟が顕れます。人それぞれに、顕れ方は違いますが、いずれにしても、一瞬です。」
「長期間(何十年)、使用しない水道に、繋がれているホースから、使い始めると、出てくるのは、汚水(宿業)です。」
「この段階で、捨てる人、去る人が殆どです。〝仏種〟を黒炭程度にまで、焼いてしまった人達とも、言えます。」
「ある程度、汚水が出尽され、綺麗な水が流れ出すと、度合いの差こそあれ、今度は〝願兼於業〟が待っています。」
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「信心指導、激励にもかかわらず、この段階で負けて、去る人、捨てる人が、大勢、居ます。」
WAN 「そろそろ、佐渡の話に戻ろうか・・・。」
「死人を運んでくる、人足の休憩場所・・・荒ら屋。」
「極寒の佐渡で、荒ら屋・・・命を永らえたのは、何故だろう。」
HASHI 「極楽寺良寬を筆頭に、邪宗・邪教の坊主共の、無実の讒言と、知っていたのは、誰よりも〝時の執権〟です。」
「およねさんと、連れだって、鎌倉中を折伏に歩く、大聖人を陰から観ています。」
「およねさんの折伏で、若き執権は、帰依していたと言う一説もあります。」
「極悪人、平左右衛門尉一人の策略で佐渡流罪、護送途中の竜口での斬首画策」
SARA 「平左右衛門尉ってなんで、そこまで狂ってしまったんですか ???」
HASHI 「史実によると、親戚縁者、家族の中からさえも出家、邪宗・邪教の坊主に、囲まれていたようです。」
「極悪坊主・極楽寺良寬もその一人です。」
WAN 「余談、蓮長さんと、名乗っていた修業時代、極楽寺に数日投宿して、諸経を研鑽しています。」
「この時代、死因は数知れず、死体は、そのまま野積されていた時代。」
「良観は、死体運搬の寺男に「ご前様は、寺の一隅に、懇ろに弔っている」鎌倉中に吹聴させた。」
HASHI 「当時、その評判が、京にまで、及んでいたようです。」
「しかし、弔いなど、真っ赤なウソ !! 」
「夜な夜な、捌いて、邪宗・邪教の坊主どもも集め、食していたのを目撃します。」
WAN 「さらなる余談、選挙期間中、立候補の経歴欄、尊敬する人物:極楽寺良観・・・」
「党名は臥せるが、過去、選挙前から落選確実でも、全選挙区に、支持者数調査のためだけに、候補を立てていた政党だ。」
「カラクリ直営の宅配事業、リアル店舗、保険事業まで展開して、教育機関に至っては〝学校生協〟と称して、完全に牛耳っている」
「全ての、カラクリから上がる莫大な数字は、アカハタ購入の数字に化けるが、ブツが渡ることは無い。数字だけのカラクリ。」
「その政党収入上がりは、自民党収入など、足下に及ばない。莫大な収入金額。」
「余談が過ぎた、本題に戻ろう。。。(^^ゞ」
HASHI 「まず、前置きとして、佐渡流罪途中の、竜口斬首目論見、さらに、執拗に佐渡流罪強行。」
「兎に角、不思議としか、言いようがありません。」
「目論見、強行が無ければ、大聖人が〝本仏〟の境地を開く事は、ありませんでした。」
「そんな、平左右衛門尉一人の独断強行でしたが・・・、」
「執権を始め、鎌倉幕府関係者、さらには、京の公卿、平左右衛門尉の凶行を止めるには・・・、」
「余にも、幕府の軍事力を、平左右衛門尉に、握られてしまっていました。」
「平左右衛門尉以外の幕府関係者は、持てる権力を使って、陰から警護できる方法しか、残されて、居ませんでした。」
WAN 「なんと言っても、佐渡の守護代:本間六郎左衛門尉重連に、執権直々に、厳重なる警護をお願いします。」
「佐渡を去る時の〝塚原三昧堂〟は、消失再建前の極楽寺にも、劣らない、佇まいになっていた。」
SARA 「〝塚原問答〟以後、帰依した信越、北陸、東北の僧からの供養の品々、旬の食材も、絶えることが、なかったみたい。」
「伯耆房さん、鎌倉から駿河に戻る途中、箱根を越える辺りに来て、突然の突風に、網代笠を飛ばされそうに・・・、」
「余の突風に、茫然と、立ち尽くす伯耆房さん、来た道を振り返り、一目散に、鎌倉を目指し、戻ります。」
「道中、胸騒ぎが、胸を締め付けるように、なったみたいです。」
HASHI 「草庵から、噂を聞きつけ、竜口へ。向かう途中、偶然、四条金吾に出くわし、全ての事情を・・・、」
「佐渡に向かう、大聖人の後を目指して、一目散に歩き出します。」
「呆気にとられる、四条金吾、お伴に、路銀を渡すよう命じるのが、精いっぱい・・・、」
「大声を張り上げ、後ろ姿に、道中の無事を祈ります・・・。」
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